プロフィール
役員(2025年度)
代表理事 爲房 裕一郎(ためふさ ゆういちろう)
理 事 服部 美果 (はっとり みか)
理 事 吉成 勝男 (よしなり かつお)
理 事 李 詩琦 (り しき)
理 事 前田 侑里 (まえだ ゆうり)
理 事 小田 琴子 (おだ ことこ・新任)
理 事 胡 萍 (こ へい・新任)
監 事 孔 維華 (こう いか・新任)
顧 問 野呂 芳明 (のろ よしあき、立教大学教授)
ご挨拶
新年度を迎えた5月18日、バングラデシュ生け花協会(BIA)の訪日団をお迎えしてワークショップを開催しました。団地の多文化化が顕著になっており、住民の皆様に多文化社会の実際を体験していただくことが大切だと考え開催しました。このワークショップでは団地居住の中高齢者や外国籍住民がボランティアとして活躍してくれました。高島平ACTが追い求めてきた高齢者と外国籍住民が共に手をとりあってコミュニティを作るという夢が少しずつでしたが、実現しつつあります。
今年度は大和証券財団の助成事業がまだまだ予定されており、豊富な経験と深い知識を持った高齢者と爆発的パワーを秘めた外国籍住民が協働してより良い多文化社会をつくりあげていくチャンスと言えます。また今年度から初級日本語教室の中心となって活躍している小田琴子さん、中国籍ボランティアの胡萍さんが理事として、孔維華さんが監事で参加してくれることになりました。高島平ACTも設立から13年を経てようやく継続的に活躍するボランティアが定着してきたと言えます。
2025年度は国内的にも国際的にも厳しい社会となっています。多様性や寛容な心が抑圧され、より管理的な社会になりそうです。こんな時こそ、より豊かで多様性のあるコミュニティを多くの皆さまとともに築き上げていきたいと考えております。高島平二丁目、三丁目団地の高齢化率は45%を超えており、また二丁目団地の外国籍住民比率は10%に達しています。行政、地縁組織である自治会そしてNPO団体が力を合わせて、コミュニティの結束性を強め、多様性を認め合う社会にしていく必要があります。
2025年6月5日
NPO法人ASIAN COMMUNITY
TAKASHIMADAIRA(高島平ACT)