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2022年も早いもので、もう1月が終わりになります。高島平ACTの日本語教室はコロナウイルスの感染拡大が続く中で1月は4回実施することができました。感染力が驚異的に強く、だれもがどこにいてもいつでも感染する可能性があります。重症化する恐れのある方や体調のすぐれない人にはお休みをとっていただき、感染対策をこれまで以上に徹底して実施してきました。現在、中国、モンゴル出身の方々8名が参加しています。大学生ボランティアも日本語学習支援に慣れてきた、緊張しながらも和気あいあいと授業を進めています。


12月26日に午後2時から埼玉県川口市でKahal Gallery主催でBangabandhu International Art Exhibitionが開催されました。Kahal Gallerygaは2018年にバングラデシュ出身のカムルル ハサンさんが仲間とともに設立した美術館です。展示会のオープニングセレモニーでは高島平ACTの吉成勝男理事、在日バングラデシュ大使そして立教大学の水上徹男社会学部長がゲストとしてお祝いのあいさつをしました。当日は50名を超えるバングラデシュの人たちが参加し、30展近くの絵画を鑑賞していました。バングラデシュ出身の芸術家が自らの手で美術館を日本で設立するのは初めてであり、文化的な交流を深める場として期待できます。美術館の住所は埼玉県川口市東本郷1239-6です。ぜひ一度訪れてください。


第4回(B班2回目)となるスマホ教室が11月27日に開催されました。定員4名の教室に10名を超える方の応募がありました。当日は中国籍の李さんが講師となり、王さん、沙さんが補助者となり4名の高齢者にスマホの操作方法、Lineアプリの使用などについて個別に教えました。この日は爲房代表理事もボランティアとして参加し、2時間を超える教室となりました。今年度のスマホ教室はこの日で最後になりますが、ご協力いただいたいたばし総合ボランティアセンターの飯野さんに感謝いたします。


11月21日の日曜日、高島平三丁目団地で立教大学社会学部長の水上徹男先生が「東京の中の外国人コミュニティ」をテーマとして講演をしました。当日は同じ立教大学社会学部の野呂芳明先生も出席し、昨年12月に自治会第4支部が実施した住民アンケート調査について報告をしていただきました。


10月23日、第2回多文化講座が開催されました。大東文化大学社会学部の飯塚裕介さんが「高島平団地住民の防災意識」についてお話をしました。講座の最後に高島平三丁目自治会環境防災部の庄司七郎部長が自治会の防災対策について報告をしました。皆さん、ありがとうございました。


空気が澄み渡った冬には三丁目団地にも富士山が美しい姿を現します。富士山は四季折々に変化し、住民の目を楽しませてくれます。
団地の再開発で、この美しい姿が失われなければよいのですが。


旧高島平第七小学校は、すでに廃校となっています。地域のサロン活動の拠点として使われていましたが、昨年からPCR検査センターとなっていました。いまは出入りする人もなく建物は朽ち果てて、以前の面影はまったくありません。板橋区はここを高島平再生の「種地」としていますが、放置されたままの小学校は廃墟のようになり、かつて子どもたちが喚声を上げて走り回ったグラウンドは雑草が伸び放題になっています。高七小の前を通るたびに心が痛みます。それでも春になると高七小の前の桜並木だけは変わらずにみごとな花を咲かせています。(2021年3月)


高島平三丁目の緑地帯には四季折々に様々な花が咲きます。今年もつつじの花が美しく咲きました。
緑地帯にはお散歩をする人、ジョギングをする人などがうつろいゆく四季の花々を楽しんでいます。


外国人が日本で暮らすためには出入国在留管理庁の出先機関である地方出入国在留管理局から目的別の在留資格を取得する必要があります。例えばインド料理であれば技能の在留資格、ITエンジニアであれば技術・人文知識・国際業務の在留資格です。一方で、1980年代後半以降、日本で就労する外国人が増加しており、就労できる在留資格が認められないままに日本で働く外国人もいます。日本の産業・経済がこうした人々を求めているからです。在留資格を持たない外国人は、摘発されれば収容―送還になります。本年3月、名古屋入国管理局に収容されていたスリランカの女性が亡くなりました。女性は体調を崩し、収容所職員に何度も適切な治療を求めていましたが、残念ながら治療を受けられずに死亡しました。少子化と高齢化が同時進行している日本では海外から不足する労働者を受け入れざるを得ません。受け入れた外国人をあたたかく迎え入れる必要があります。


高島平三丁目自治会の厚生部が運営しているサロンです。20数年続いており、高島平でも古いサロンとして
有名です。火曜ふれあいルームは毎週火曜日に3-10‐1号棟集会所で開催されていますが、緊急事態宣言が発
令されているため、休止しています。サロン活動はNPOや地域の民生委員によって運営されているものもあり、
広がりを見せています。


日本社会の多文化、多民族化が急速に進んでいます。1990年代初頭から日本に移住したイスラム教徒により
全国各地にモスジド(モスク)が建設されていきます。JR蒲田駅から徒歩で10分ほどのところにあるカマタ
モスジドもその一つです。親切なイマム(宗教指導者)が気持ちよくお話を聞かせてくれます。イフタルの
時期にモスジドを訪れるとおいしいご飯がふるまわれます。