インフォメーション
第4回多文化講座「みんなで考える団地の高齢化と多文化化」
団地の高齢化が進んでいます。転居や施設の入居などで自治会の会員も減少しています。地域コミュニティの担い手はだれなのか。中・高齢者、若者たち、そして外国籍住民も交えて地域の再生・活性化を考えるときです。第4回多文化講座は3月5日(土)に開催します。高島平三丁目自治会の宮坂幸正会長から課題を解決するための話題提供をしてもらいます。会場は3‐10‐1号棟集会所、午後3時から4時30分までです。会場の都合もありますので、事前に申し込みしていただけると助かります。
連絡 : Email:in.act.takashima.gmail.com
電話:080-3018-2011
日本語教室懇親会
日本語教室の皆さん、こんにちは。12月18日の土曜日の日本語教室は16時から17時30分まで懇親会です。いつもと違い、懇親会では皆さんの母国のことや日本で苦労したこと、楽しかったことなどお聴きしたいと思います。7月から始まった日本語教室もほぼ毎週土曜日開催することができました。よくがんばりましたね。皆さんの日本語も本当に上達しています。原田先生、見目先生、お疲れさまでした。来年もまた、よろしくお願いします。毎回出席している人、家事や育児で出席できなくなった方も、どうぞ懇親会に出席してください。
外国籍住民を対象とした労働、生活、在留などの相談事業
外国人相談チラシ(日本語).pdf (0.15MB)
高島平ACTでは団体設立以来、外国籍住民を対象として下記の相談を受け付けています。経験豊富な相談員が適切なアドバイスを行い、解決まで支援をします。
①就労していた会社から賃金が支払われない、突然解雇を告げられた、就労中に事故でけがをしたなど労働関連の相談。
②コロナウイルスの関係で収入が減ってしまった。家賃が支払えない。体調が思わしくなく医療機関で診察を受けたいが医療費がない、健康保険に加入していないため高額な医療費を請求されている。
③在留期間が迫っているが入国管理局にどのような書類を提出するかわからない。在留期間更新が認められなかった。母国から家族を呼び寄せたいが手続きが煩雑でわからない。
④来日以来、友人もなくひとり孤独な生活をしている。地域のコミュニティとかかわりをもちたい。
これらの問題で悩んでいる方はまずは高島平ACTにメールで連絡してください。役に立つかもしれませんよ。
Email: in.act.takashima@gmail.com
第3回多文化講座
11月21日の午後1時から第3回多文化講座が行われました。当日は立教大学社会学部長の水上徹男先生がゲストとしてお話をしました。水上先生は「東京の中の外国人コミュニティ」ついて豊島区の事例を中心にしながら興味深いお話をされました。1980年代半ば以降、日本の産業・経済の担い手として多くの外国人が来日しました。定住した外国人たちは自らの手でコミュニティを形成し、助け合い支え合いながら日本での生活をしてきました。いまでは中国籍の人だけでなく、ネパール、ベトナム、バングラデシュなどの人々が全国でエスニックコミュニティを築いています。ときには古くから住む地域の人たちと協力をしながらコミュニティの担い手になっています。高島平三丁目団地でも外国籍住民が増加しています。水上先生のお話はこれからの地域の多文化化に参考になりました。なお、当日は高島平三丁目自治会第4支部が実施した住民アンケート調査の文政期、報告書の作成などにご尽力をいただいた野呂芳明先生も参加され、貴重なご助言をいただきました。水上先生、野呂先生、ありがとうございました。
高島平ACTスマホ教室
10月16日、30日の二日間にわたりスマホ・パソコン教室が開かれました。定員4名の公募に対して8名の方が受講を希望しましたが、先着順で4名の方に参加していただきました。16日、30日には中国籍の李さんが講師となり、日本語教室の生徒である沙さん、王さんがサポートしてくれました。また高校生2名がボランティアとして参加しました。スマホ教室の生徒はみなさん70歳を超えたおとしよりで日頃からスマホの扱いに慣れていない方ばかりでした。今回のスマホ教室は土肥記念高齢者福祉基金の助成を受けて行われており、日本の高齢者が外国籍の方に日本語や日本の文化を教え、外国籍の若者が高齢者にスマホなどを教えるというものです。地域の活性化にとって高齢者ばかりでなく地域の外国籍住民の力を借りる必要があります。今回の事業をお通して地域の結束性をさらに強めていきたいと思います。次回のスマホ教室は11月13日及び27日です。受講を希望する方はお早めにご連絡をください。なお、スマホ教室開催ではいたばし総合ボランティアセンターの飯野さんの世話になりました。あらためて御礼を申し上げます。